子宮頸癌【看護師サポートナビ】

子宮頸がんとは

子宮頸がんは、子宮の入り口の子宮頸部から発生するガンです。

 

子宮頸がんの原因としては、
ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が関連しているといわれています。

 

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、
ごくありふれたウイルスで、
100種類以上の型があります。

 

そのうち、15種類くらいが子宮頸がんに深く関わっており、
特に16型と18型は、リスクが高いことがわかっています。

 

性交経験のある女性のうち8割の人が、
一生のうちに1度はヒトパピローマウイルス(HPV)に
感染するといわれています。

 

感染したとしても、ほとんどは一過性の感染で、
ウイルスは自然に消えていきます。

 

ですが、稀に感染が長時間持続することがあり、
その一部で子宮頸部の細胞に異常が生じ、
何年か後になって子宮頸がんに進展するそうです。

 

子宮頸がんは、自覚症状が少なく、症状が出現しているときは、
すでに進行していることが多いのですが、
早期に発見することができれば比較的治療しやすく、
予後の良いガンであるといわれています。

子宮頸がんの危険因子

・初回性交年齢が低い。

 

・本人及び性交パートナーの数が多い(性活動性をあらわしたものではない)。

 

・妊娠、出産(不妊、少産でリスクが高い)

 

・不潔な性行為

 

・HPV(Human Papilloma virus)の感染

子宮頸がん予防ワクチンの効果

子宮頸がん予防ワクチンは、
WHO(世界保健機関:World Health Organization)が2009年4月から
使用を推奨し、日本を含め120カ国以上で承認されています。

 

2013年からは、予防接種法第5条第1項の規定による
予防接種が市町村長により行われ、費用は公費でまかなわれていますが、
ワクチン接種後の痛み、腫れ、アレルギーなどの副作用や
死亡例があることから、現在は積極的な推奨はされていません。

 

また、子宮頸がん予防ワクチンの接種では、
全てのHPVの感染を予防できるわけではありません。
ですから、検診を受けることがとても重要です。

 

子宮頸がんは、初期は無症状であることが多いですが、
婦人科の検診(細胞診)によってガン化する前の
異形成という状態を発見することができますから、
定期的ながん検診はとても有効です。